組合長挨拶

 

組合長挨拶

代表理事組合長 戸髙壽生

佐伯広域森林組合 本所

 

人も、水も、空気も、世の中のあらゆるものが循環することにより成り立っています。

当然ながら、森林もまた循環することによって、資源としての木材の生産はもとより、土砂災害を未然に防止する

国土保全機能、渇水や洪水を緩和しながら良質な水を育む水源の涵養機能、生物多様性の保全など、私たちが快適

な生活を送るために欠かせない計り知れない多くの恩恵を与えてくれます。さらに、国際的な大きな課題である地

球温暖化防止対策についても、排出を抑えきれない二酸化炭素を森林が吸収し固定・貯蔵することによりゼロにし

ようという「2050年カーボンニュートラル」が昨年10月の菅総理の所信表明演説により示されましたが、こ

れら森林の持つ公益的機能の保全は、人が関わり、適切に管理し、循環させることでこれが可能になります。  

当然ながら、私たち森林組合は地域の森を適切に管理し保全することも果すべき大きな役割の一つです。戦後の造

林ブームと言われた1950年代以降造成された広大な人工林が伐期を迎え、伐採された木材に付加価値を付ける

ための大型工場を稼働させ、これを軸に「伐って、使って、植えて育てる」方針で『佐伯型循環林業』を提唱し実

践してすでに11年を経過しました。直面する多くの課題に果敢に挑戦し克服しながら、先人から受け継いだ「みど

り」という大切な宝物を次代に申し贈るために日々奮闘しています。